僕は作品のモデルとなった場所やお店をまわる、いわゆる聖地巡礼(なのか?)がめっちゃ好きです。
以前、東京にいたときも「ごめんね青春!」の舞台となった静岡県は三島市まで行ってドラマで出てきた舞台をめぐってはいちいちワクワクしてました。
実はオーストラリアにはジブリアニメのモデルになったと噂される場所が数多くあって、ウルル・カタジュタ国立公園内のザ・オルガズは「風の谷のナウシカ」だったり、世界で一番美しい道と言われているグレート・オーシャン・ロード付近は「紅の豚」だったり、グランピアンズ国立公園内にあるザ・バルコニーはもののけ姫だったりファンにはたまらない場所だそうです。
そして「魔女の宅急便」のキキが住み込みで働いていたパン屋さん「グー・チョキ・パン屋」のモデルとうわさされている場所がタスマニアにあるということで実際に行ってきました。予習のために映画見返したよ!
小さな街にある150年以上の歴史があるベーカリー「Ross Village Barkey」
噂のパン屋さんはホバートから車で1時間30分ほどのところにあるロスという街にあります。端から端まで15分ほどで歩けてしまうほど小さく歴史的な街並みが残り、映画の世界に迷い込んだのかのような気分になります。
こんな看板がお出迎えしてくれます!
お店の扉を開けると日本の観光地かと見間違いそうになりました。おもいっきりキキのパン屋さんって書いてますね。中国や韓国からの観光客も多いそうです。
店内の様子はこんな感じ
食パンうまそう!
ショーケースにはケーキやミートパイなども置いてました。
ここのパンは昔ながらのかまどで焼いているそうでそれもモデルになったと言われているポイントだそうです。お店が忙しくなければ見学もさせてくれるみたいなんですが残念ながらピーク時だったので出来ませんでした。
ここにも日本語が「笑う門には福来る」
ここではバニラスライスというオーストラリアで有名なケーキが食べれるんですが実は数々の賞を受賞しているぐらい有名だそうです。てことでせっかくなんでバニラスライスいただきました!
見た目からは想像つかない控えめな甘さのクリームとサクサクパイ
バニラスライスはパイ生地をカスタードクリームで挟んだオーストラリアで有名なシンプルなケーキです。
コーヒーとセットで$9.5でした。コーヒーがなみなみ入っていて席に移動するときに思いっきりこぼしてしまいました。
アップで見るとこんな感じ。これ全部カスタードクリームですよ。クリームはけっこう柔らかいんですけどこれどうやってカットしてるんでしょうね。
では早速いただきます!
いかにもな海外らしい見た目からは想像できないほどさっぱりしていて控えめな甘さのクリームとサクサクのパイが口の中で合わさってサクフワな食感がいいですね。もちろんサイズは海外仕様なのでこの味に飽きちゃう人もいるかも。
僕はペロリと平らげました。ごちそうさまでした。
宿泊もできるパン屋さん、キキの屋根裏部屋を再現した部屋もあり
パン屋の横にある「The Ross Bakery Inn」では宿泊もできます。3部屋あってシャワーとトイレはシェアすることになります。
なんと3部屋のうちのひとつが「Kiki’s room」と呼ばれていてキキが住んでいた屋根裏部屋を再現しているそうです。それもここがモデルと言われる所以なんでしょうかね。実はここも見学が可能なんですがこの日は宿泊者が居たためできませんでした。
部屋はこちらから予約が出来ます。
Ross Bakery Inn – Ross – Tasmania – Online Booking
現時点でも部屋はけっこう埋まってますので予約は早めにしたほうが無難ですね。
そういえばレシートにこんな表記が!キキの友達やってさ。
ほんとやることいちいちオシャレやわ!
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