SIMフリースマホとMVNO(いわゆる格安SIM)のセットが、月々の使用料が安くなるので、大手キャリアよりそっちをオススメしますよ(FREETEL神)という記事を度々書いてます。
いよいよLINEモバイルもスタートするってことで、MVNOの市場も競争が激しくなっていくでしょうってことで、今一度SIMフリーとMVNOについてまとめてみようと思います。
2年縛りがあるから違約金がかかるし、今すぐ解約できないとか言ってそのままにしておくと、年間で3万円くらいは損していますよ。実際僕は、ソフトバンクからFREETELに変えて、月々の携帯代が2/3くらい安くなりました。
ちなみにSIMフリーのスマホなら、iPhoneでもAndroid(iPhone以外と思っていただければ)でもどっちでも大手キャリアで契約するより安くなるんですけど、僕は、スマホデビューがiPhoneで、それからずっとiPhoneユーザーでApple信者なんで、iPhoneでMVNOを契約するということを前提に書きたいと思います。
※価格は、すべて税込表示です。
どうしたら月々のコストを安くできるのか
結局のところ、ここが1番気になるはず。
結論からいうと、SIMフリーiPhoneとMVNOのセットが、月々の携帯電話代は安くなります。音声通話を付けなければ、月々の使用料はワンコインなところもあります。
で、そういうことを書いている記事ってネット上でよく見かけると思うんですけど、それを読んだだけだといろんな疑問が出てきますよね。
- じゃぁ今持っているiPhoneはどうすればいいの?
- そもそもSIMフリーのiPhoneはどこで買えるの?
- MVNOもいろいろあってよく分かれへん。
などなど、その辺を分かりやすく解説している記事って、あんまりない印象です。「SIMフリーiPhoneとMVNOのセットが1番安いんや」ということを、フワッとさわりだけ伝えればいいみたいな記事がいっぱい。詳しく書くのは、時間もかかるし、効率悪いから、企業メディアではめんどくさいでしょうしね。
この記事では、みなさんが疑問に思うだろうことをガッツリ解説していきます。個人メディアなんで僕の裁量でどうにでもなるんで。
この記事を最後まで読めば、「SIMフリーiPhoneとMVNOのセット」が1番安いとしっかり分かるようになります、てか、そうならせます。
まずは、何度も出てきてますけど、今日は、とりあえずこれだけは覚えて帰ってください。
SIMフリーとそうでないのとの違い
こちらもさっきから何度も出てきますが、「SIMフリー」についても説明したいと思いますが、まずは、「SIM」について解説しようと思います。
スマホを契約するときに、小さなカードみたいなものをスマホにセットしたと思います、あれが「SIMカード」と呼ばれるものです。
カードの中には、利用者の情報が記録されており、それがあることによって、3GとかLTEと呼ばれている、携帯電話のネットワークを使って、通信することができます。
キャリアで契約するとロックがかかっている。
では、大手キャリアで契約したiPhoneはどうなっているのかというと、それぞれのキャリアでしか使えないように、ロックがかかっています。
たとえば、ソフトバンクで契約したiPhoneは、ソフトバンク以外のキャリアの「SIM」を入れても、ロックがかかって使えなくなります。巷では、「SIMロック」と呼ばれています。
では、「SIMフリー」はなんなのかというと、文字通り、特定のキャリアのSIMロックがかかっていないことをさしますということは、大手キャリアでも、MVNOでも自分の好きな会社を選んで、契約することができるようになるということ。
今まで3社しかなかった携帯電話事業者も、MVNOの登場してからというものの、今では、さまざまな会社が名を連ねていて、しかも独自サービスを打ち出したり、価格競争をしています。それは、僕たち消費者にとってはめっちゃいいことで、自分の使用スタイルに合った会社を選択することができます、そう、「SIMフリー」ならね。
ちなみに、キャリアで契約したiPhoneとApple Storeで購入したSIMフリーiPhoneとの違いは、「SIMロックがかかっているいないか」かだけです。デザインやその他の機能に変わりはありません。もちろん価格とかはありますけど、それは次で説明します。
ちなみにApple Storeで販売されているiPhoneは、日本で発売されているものも含めて「SIMロックがかかっていない=SIMフリー」です。
ここでは、これだけ覚えておきましょう!
0円キャンペーンの落とし穴……
大手キャリアでは、「0円で最新iPhoneが手に入りますよ!」などのキャンペーンをやっています。そうなると、キャリアで買う方が安いように思いますよね。でも、そこが落とし穴で、今回1番伝えたかったことなんです。
ちなみに、これがiPhone 7/7 Plusの端末価格です。
※価格は、すべて税込表示です。
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こうやって表にしてみると、改めてAppleで買う方が安いというのが分かりますよね。
では、iPhone 7 Plusを大手キャリアで購入した場合と、Apple Storeで購入してFREETELで契約した場合とで、どれだけ金額に差が出るのか比べてみたいと思います。
大手キャリア(au)で購入する場合
たとえばauの場合、1番安い料金プランでいろんな値引きキャンペーンを適用しても月々6,985円(端末代含む)かかります。
ちなみにauを選んだのは、料金シュミレーターが1番使いやすく分かりやすかったからです。auをディスってるとかそんな意味ではありませんので、一応。
※iPhone 7 Plus 32GBでLTEプラン、LTEフラットで契約した場合
端末代は24回支払わないといけないので、完済するまでの金額は167,640円です。
しかも、SIMロックがかかっています。たとえば海外旅行に行ったときに、現地でSIMカードを入れ替えて使うことはできませんし、契約月に解約しないと違約金が発生する、いわゆる2年縛りが付いています。これはほんとに不便。
Apple StoreでiPhoneを購入し、FREETELと契約する場合
では、大本命のSIMフリーiPhoneとMVNOのパターンです。
今回は、僕も使っているFREETELで検証してみようと思います。
iPhone 7 Plus 32GBのApple Storeでの販売価格は、92,664円です。そして、FREETELで1番安い音声付定額プランを契約します。
するとこんな感じです。
auのときと比べて、なんと43,920円も安くなります!これなら、SIMフリーiPhoneを買って、MVNOを契約した方が、かなり安上がりですよね。
今すでにキャリアと契約している場合はこの方法で
今までは新規契約を前提に説明しましたが、SIMフリーiPhoneは買いたいけど、今契約している大手キャリアの契約をどうするか悩んでいる人も多いはず。
そこで、今回は下のような契約状況のケースを例にして、比較してみたいと思います。
なお、金額は先述したauの金額を使っています。
大手キャリアの場合
まず、大手キャリアで契約する場合は、単純計算でこんな感じです。
MNPしてFREETELで契約する場合
おそらく大半の方が、2年縛りに悩まされていると思うので、その違約金も含めて計算してみたいと思います。
契約月ではない解約の場合、10,260円の違約金が発生します。さらに、MNP転出料として、3,240円かかりますので、合計で、13,500円を元キャリアに支払わないといけません。
これだけ聞くと、余計なお金がかかって嫌だなと思うかもしれませんが、これを踏まえてもFREETELに変更するだけで、月々の出費はかなり抑えられますよ。
また、FREETELと契約する際に、事務手数料として3,240円だけかかります。料金プランは、先述した1番安いプランで契約します。1年間の合計金額はこんな感じです。
・違約金 10,260円
・MNP転出料 3,240円
・事務手数料 3,240円
・音声付定額プラン合計 31,056円(1,294円×12ヶ月)
・合計 47,796円
FREETELにMNPしたときの合計金額は47,796円と大手キャリと比較して、36,024円も差が出ます!
しかも、2年以降は、プランの料金しかかかってこないので、圧倒的にFREETELの方が安くなっていきます。長い目で見ると完全にこっちで決まりですね。
他社からFREETEL乗り換える方法についてはこちらをどうぞ
iPhoneでSIMフリー+MVNOデビュー!
iPhone7も発売されることですし、この機会に料金を見直してみましょう。かなり倹約できるので、オススメですよ!
でもiPhone7は高いし、すぐに手に入るかどうか分からないからと迷っている方、このタイミングでほかのiPhoneシリーズがかなり値下げされましたよ!
iPhone 6sと6s Plusは、16,64GBが販売終了し、その代わりに、32,128GBが新たにラインナップに追加されました。しかもかなり安い!
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これはもうSIMフリーiPhoneに変えなさいと言われているかのよう。今すぐApple Storeに買いに行きましょう!
ではまた!