温泉は、旅の思い出を色づけてくれるといっても過言ではないと思っています。
また、それが歴史あるところならなおさらで、当時の風景を思い出しながら熱い温泉に入り、ひとり悦に入っていたりするのもおつな楽しみ方じゃないかと思います。温泉という文化がDNAに刻まれているんだとしみじみ感じております。
そんなこんなで、先日、龍馬とお龍が訪れた日本最初の新婚旅行の地で、もっとも滞在したといわれている「塩浸温泉」に行ってきました
今にも散歩している龍馬と会いそうな雰囲気
鹿児島空港からバスで10分くらいのところにある「塩浸温泉龍馬公園」
坂本龍馬が、寺田屋事件で受けた傷を癒すため、奥さんのお龍と訪れたのが「塩浸温泉」。その他、同じ敷地内に、ふたりの銅像や龍馬資料館や無料の足湯などがあり、それらを総称して「塩浸温泉龍馬公園」となっております。
「龍馬の散歩道」経由で公園まで行こうと思っていたのですが、豪雨により木が倒れて、通行止めになっておりそのルートでは、通れなくなっていました。ほんとならここから公園に行けるそうです。おばあちゃん教えてくれてありがと!
ということで来た道を戻り、国道側から公園に向かいます。途中こんな看板がありました。なんかセンスを感じますね。
公園の入り口には、こんなものが!思わず何回も押したく衝動にかられるのは僕だけではないはず!?
公園内には、龍馬とお龍の銅像や
温泉と同じ源泉が使われている足湯です。縁結びの足湯だそうです。
ちょっとした売店みたいなのがあり、そこにはノンアルコールですが、龍馬1865というビールが売ってましたよ。これは買うしかないでしょ!
川の方には、今は入れないそうなんですが龍馬が実際に浸かったとされている湯船や
カルガモが気持ちよさそうに泳いでいました。けっこういた。
公園、木々のたたずまいなども含めて、風情ある空気感にそこに龍馬とお龍がいるような感覚を覚え、ひとりテンションが上がったのはいうまでもありません。
徹夜疲れもリフレッシュ!塩浸の湯と鶴の湯のふたつの湯
さて肝心の温泉ですが、2つ源泉があり、湯船もふたつあります。訪れたときは、誰もいなかったので貸切でした。ちなみに、脱衣所には無料のロッカーが付いています。さらに、ふたつとも加水と加温していないので、源泉そのままを楽しむことができます。
まずは、「鶴の湯」から入りたいと思います。
足に銃弾を受けた鶴が、この湯で傷を癒していたことが由来でそう呼ぶようになったとのこと。もうひとつの「塩浸の湯」と比べて、ぬるくてめっちゃ金属のにおいがします。
龍馬も傷を癒していたんだろうなと、遠い昔を想像しながらゆっくり湯船に浸かったあとは、岩に白い塩のようなものがつくことその名前がついた「塩浸の湯」へ。
こちらはものすごく熱いんですけど、「鶴の湯」がすこしぬるめということもあったのかなと。慣れてくると気持ちいいぐらいでした。
切り傷はもちろんのこと、慢性皮膚病や健康増進などにも効くらしく、ほぼ徹夜明けで飛行機に乗ったので、ここで完全に回復することができました!空港から直行してほんまによかった。
ちなみに、男湯は「龍馬の湯」で女湯は「お龍の湯」だそうなんですけど、週替わりで男女の場所が交代するそうです。
温泉の効能などはここで確認できますよ。
参考 塩浸温泉龍馬公園について [icon name=”arrow-circle-right”]
温泉好きや歴史好きもちろん龍馬好きにもオススメ!
龍馬が好きな方や歴史好きな方には、ぜひ訪れてほしい観光スポットです。
もちろん時間があれば、温泉も堪能してください。めっちゃリフレッシュできますよ。ただ都会の疲れを取りたいという方にも、ピッタリだと思います。
風情を感じながら、約200年前を想像して、歴史に浸ってみませんか。
ではまた!
スポットの詳細はこちら
塩浸温泉龍馬公園
住所:鹿児島県霧島市牧園町宿窪田3606
電話番号:0995-76-0007
営業時間:
火曜日~日曜日 9:00~18:00(温泉受付は17:30まで)
月曜日 9:00~17:00(温泉受付は16:30まで)
料金:
温泉 大人360円 小人140円
資料館 大人200円、小人100円
駐車場:25台
アクセス:鹿児島空港からリムジンバス霧島いわさきホテル行きで「塩浸温泉」下車すぐ
ウェブサイト:http://siohitasi.web.fc2.com/index.html