待ちに待ちこがれたこの日、「君の名は。」の鑑賞のために、新宿へ。
期待していた通り、いやそれ以上のクオリティ。感動ポイント多数あり、入り組んだストーリーや個性豊かなキャラクターなど何をとっても申し分なかったです。観終わるとすごく恋がしたくなりますよ。僕の中では、星5つな大満足作品!
では、ネタバレ(主に泣きポイント)満載でお送りします!
「君の名は。」とは
予告で1番好きなやつを貼りました。
「君の名は。」とは、「秒速5センチメートル」や「言の葉の庭」などが有名な新海誠監督の新作長編アニメーション映画です。
あらすじは、こんな感じです。
1,000年に1度のすい星来訪が、1か月後に迫る日本。山々に囲まれた田舎町に住む女子高生の三葉は、町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに鬱屈(うっくつ)していた。それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が都会に暮らしている少年になった夢を見る。夢では東京での生活を楽しみながらも、その不思議な感覚に困惑する三葉。一方、東京在住の男子高校生・瀧も自分が田舎町に生活する少女になった夢を見る。やがて、その奇妙な夢を通じて彼らは引き合うようになっていくが……。
よくあるタイムトラベルものとは違い、いろんな時代が入り乱れるので、理解しながら見ないと分からなくなることもあります。伏線の回収も緻密にねられていて、何回心の中で「なるほど」を唱えたことか。
(ネタバレあり)ここで泣かへんでいつ泣くの?感動するシーンをご紹介
年を取ってから、涙もろくなったのか、事あるごとにボロ泣き。いっしょに観に行った友達には、僕が泣きすぎて泣けへんかったと言ってました。失礼しました。
それはさておき、がっつりネタバレではないんですけど僕が号泣したシーンをいくつかあげてみたいと思います。
瀧くんが奥寺先輩とデート行くときに三葉が流した涙
三葉と同時くらいのタイミングで自然と涙が流れてきました。そのあと三葉は瀧くんに会いにいくんですけど、瀧くんはその当時(3年前)は三葉のことを知らなくて、冷たくあしらったところも悲しかった。
隕石が落ちて三葉が死んでたことが分かったとき
ここでようやく3年という時を越えていたことを知ります。ただ、この展開はまったく予想できませんでした。その時の瀧くんの絶望といったら、図りしれなかったでしょうね。でも瀧くんは諦めない男なんです!
はじめて会えた瀧くんと三葉
瀧くんは記憶を頼りに宮水神社のご神体がある場所に向かいます。そして、時を超えてふたりはようやく出会います。この時は、嬉し泣きのほうでした。会えてほんとうに良かった!
落胆した三葉が手のひらを見ると……
街を守るために、三葉は全力で走り回ります。でも、道でつまづいてあきらめそうになってしまいます。
そのとき、瀧くんが手のひらに書いた「好きだ」の文字を見て、三葉はもう1度頑張ろうと立ち上がります。この辺になってくると、三葉といっしょに走り回ってる感覚さえ覚えました。
そして、月日は流れて……
ずっと誰かを探している感覚が消えず、ただそれが誰かは分からないという。
そんなとき電車で三葉とすれ違います。2人とも何かを感じたのか、電車を下りてお互いを探し始めます。そして、階段ですれ違って思い出せなくなった名前を尋ねます、「君の名は?」と。ここでは今までの高ぶっていた感情が最高潮になって、追い打ちをかけるかのごとく涙が止まりませんでした。もう涙枯れましたわ。
新海監督の作品を見たのはこれが初めてなんですけど、これから新海ワールドにどハマりしていきそうです。
前前前世ってもしかしてこういうこと?
映画にバッチリ合ったRADWIMPSの曲も最高でした。
特にみなさんも1度は聞いたことがあるだろう「前前前世」
ストーリーを彩り、いっそうカラフルなものに変えてくれてました。予告などでこの曲が印象的だったので、所々でもっと流れると思ってましたが、案外少なかったなと思いました。
あと、友達と「前」が3つってことは、「前前前世」って3年後のことかなと議論してました。これにはすごい納得がいって、案外そういうことなんやろなと思っています。エンディングに流れる「なんでもないや」も名曲でした。
「君の名は。」で流れた劇中歌4曲は、このアルバムにすべて収録されていますよ。このCDは即買い必死ですね!
まだ観てない人はいますぐ映画館へGO!
久しぶりに、胸を締め付けられ、感動し、そして涙を流したそんな映画でした。
みんながリピートしたいと言っている気持ちもめっちゃ分かりました。たぶんもう1回観に行っても、泣くな、しかも同じ所で。
ではみなさん、前前前世で会いましょう!
君の名は。 Another Side:Earthbound (角川スニーカー文庫)