日本にいるときに、本の虫になろうと思ってブックオフで本を6冊買ったのですが、オーストラリアに行くときに本をそのまま持っていくのは重いし、荷物になるなと。
そこで、「BOOKSCAN」のサービスで紙の本を電子書籍(pdf化)にすることにしました。
完成した電子書籍は、どこでも読めるようにスマホやタブレットのKindleアプリやKindle端末に保存したいと思っていたため、ググってみるとAmazonのウェブサイトより「パーソナル・ドキュメントサービス」を使えば、端末にPDFデータを送れることが判明。
6冊の本がKindleアプリに送られて、無事スマホで読めるようになりました!
本を自炊でpdfにしている方やBOOKSCANなどを使っている方は参考にしてみてください。
KindleやKindleアプリで自炊した電子書籍を読む方法
自炊した電子書籍をKindleアプリもしくはKindle端末で読むには、「パーソナル・ドキュメントサービス」を使います。
まずはAmazonにアクセスして、アカウントサービスへ。Amazon会員でない場合は、まずはじめに登録しましょう。
「デジタルコンテンツとデバイス」の中にある、「コンテンツと端末の管理」をクリック。
すると、Amazonで今まで購入した本や音楽などのデジタルコンテンツが一覧で表示されます。
次に、「設定」タブをクリックします。
「パーソナル・ドキュメント設定」までスクロールしたら、「Send-to-Kindle」と「承認済みEメールアドレス」を確認します。
Send-to-Kindle | 端末(アプリ)毎のドキュメントの送信先 |
承認済みEメールアドレス | ドキュメントを送信する際の送信元 |
たとえば、Kindleアプリに設定されている「Send-to-Kindle」のメールアドレスが「xxx@xxx.com」だったとして、承認されているメールアドレスからPDFデータを添付しそこ宛に送信すれば、自動で端末もしくはアプリに保存されます。
送信元、すなわち承認されたメールアドレスには事前に登録が必要です。
送信元のEメールアドレスがパーソナル・ドキュメントの承認済みEメールアドレスに含まれていること。
「承認済みEメールアドレス一覧」の下にある「承認済みEメールアドレスを追加」をクリックし、登録したいメールアドレスを入力し追加するだけです。
承認されたメールアドレスからPDFデータを送信します。すこし待つとKindle端末やアプリにそれが表示され、自動でダウンロードされます。
これで、Kindleでもアプリを使ってでも、いつでもどこでも快適な読書生活が楽しめることになりました。
自炊したい本を送るだけなサービス「BOOKSCAN」
Kindleで自炊した本が読めるのは分かったけれども、そもそも自炊ってどうすればいいのっていう方も多いはず。そこで、オススメな方法をふたつ紹介したいと思います。
どちらのサービスも自炊するための裁断機やスキャナーなどを揃えなくてもいいので、初期投資が必要なく気軽にできますよ!
ひとつは、初期費用などが不要で本を送るだけの電子書籍化してくれる「BOOKSCAN」です。僕はこの方法で自炊しました。350ページ以内なら1冊100円とかなり安いです。
実際に、6冊の本を依頼してみると756円でした。ちなみに、依頼枚数が7冊になっているのは、350ページを超える本が1冊あったからです。
本を送るだけで1冊100円で電子書籍化できるということでかなりお手軽に使えるサービスなんですが、ひとつだけデメリットを挙げるとするならば無料会員だと納期が2~3ヶ月かかるということ。今回、本の電子書籍化を依頼したのが、4月27日ぐらいだったのでほぼ2ヶ月待ちでした。
ただ、本を送ればあとはほったらかしでいいので、時間の問題さえクリアすればかなり使えるサービスです。器材を揃えた上で、自分で作業するのはめんどくさいなと思われている方にはかなり重宝すると思います。
[ns_button href=”https://www.bookscan.co.jp/service” size=”large”]BOOK SCANのサービス案内はこちら[/ns_button]
自炊キットをレンタルして自分で電子書籍化もあり
すぐに電子書籍化したいという方には、「DMMいろいろレンタル」で自炊キットをレンタルするのがオススメです。
たとえば、スキャナーと裁断機のセットを2泊からレンタルすることができます!ちなみに、MacもWindowsも両方対応していますよ。
裁断が難しいそうなイメージでしたが、この裁断機は事務用の大型裁断機なので従来品の1/4の力で裁断できるそうですよ!サクッとキレイにカット!
機材をレンタルするにはお金はかかりますが本が多い人なら十分元が取れるでしょうし、みんなで費用を割ってしまえば料金も安くなるので、たとえば仲間内で集まってみんなでスキャンするのもいいかもしれませんね。
自分で自炊してみたいけど機械を買うまではちょっとなと思われている方は一度レンタルしてみてはいかがでしょうか。
(おまけ)データを圧縮するサービス「SmallPDF」
KindleアプリやKindle端末に保存したはいいが、内蔵ストレージがいっぱいになるというのは避けたいところ。
そんなときは、「SmallPDF」というWebサービスを使えば、こんな感じで大幅にデータを圧縮することができます。
PDFを圧縮、結合したり、ExcelやWordなんかをPDFにカンタンに無料で変換できちゃうのでオススメです。
参考:PDFをかんたんに圧縮、変換、結合出来るWebサービス「smallpdf」がすごい!
さいごに
本を自炊して、KindleアプリやKindle端末に保存する方法を紹介しました。
たくさん本があるけど、それを処分するのはちょっと気がひけるという方は、「BOOKSCAN」や「DMMいろいろレンタル」で自炊して、いっそのこと本の断捨離をしてスッキリしませんか。いつでもどこでも本が読める環境最高ですよ!
ではまた!
[kanren]