最近のWordpressのテーマには、FacebookやTwitterなどのシェアボタンが標準装備されていることが多く、別途プラグインをインストールする必要もなくなりましたが、そのほかのSNSのシェアボタンを追加するには、一手間かかってしまいまい、なかなか手が出せない状態になりがちです。
そんなときは、シェアボタンを追加するプラグイン「WP Social Bookmarking Light」をインストールしましょう。はてなやLINEなど日本生まれのサービスも設置可能です。
WordPressプラグイン「WP Social Bookmarking Light」のインストール方法
WordPressの管理画面よりプラグインをインストールします。
プラグインの詳細はこちら
WP Social Bookmarking Light
https://ja.wordpress.org/plugins/wp-social-bookmarking-light/
管理画面から、「プラグイン」→「新規追加」へ
プラグインを追加する画面に移動したら、検索窓に「WP Social Bookmarking Light」と入力し、検索します。
検索結果が表示されるので、「今すぐインストール」→「有効化」すれば、プラグインのインストールは終わりです。
設置できるサービスはこちら
WP Social Bookmarking Lightを使えば、たくさんのシェアボタンを設置することができます。
ちなみに、こちらが設定できるシェアボタンの一覧です。(2017/5/19現在)
- はてな
- Facebook Like Button
- Facebook Share Button
- Facebook Send Button
- Livedoor Clip
- @nifty clip
- Tumblr
- FC2 Bookmark
- newsing
- Choix
- Yahoo!JAPAN Bookmark
- Yahoo!Buzz
- Google Bookmark
- Google Buzz
- Google +1
- Delicious
- Digg
- FriendFeed
- Evernote
- Instapaper
- StumbleUpon
- mixi Check
- mixi Like
- GREE Social Feedback
- atode (toread)
- LINE
中には、今ではほとんど使われていないサービスもちらほらありますね。では、シェアボタンを設置するための設定をしていきましょう。
「WP Social Bookmarking Light」の設定方法
設定は、Wordpress管理画面より行います。
管理画面から、「設定」→「WP Social Bookmarking Light」へ
設定画面が表示されます。それぞれ設定していきましょう。
一般設定について
シェアボタンの位置やどのサービスを表示するかを決める1番重要な設定項目です。
位置 | シェアボタンを表示する位置を設定 |
個別記事のみ | 投稿のみに表示するかどうか |
ページ | 固定ページに表示するかどうか |
サービス | 表示するサービスをドラックアンドドロップ |
シェアボタンを表示する位置は、3種類+αの中から選択できます。
- Top:アイキャッチの下にシェアボタンを表示
- Bottom:記事の1番下に表示
- Both:両方の位置に表示
- No:表示しない(これは必要性は?)
両方あったほうがユーザービリティ的にはいいので、「Both」に設定することをおすすめします。投稿や固定ページへの表示は運営状況にもよりけりですが、最低でも「個別記事のみ」だけは「Yes」にしておきましょう。
最後に、肝心の表示するサービスについてですが、右のサービス一覧から左へドラックアンドドロップすれば、記事に表示することができます。
各SNSの設定項目について
表示させるサービスを追加するとタブが表示され、それぞれのSNSの設定ができるようになります。この辺のサービスを追加していれば十分だと思います。
サービス名 | 説明 |
はてなブックマーク | hatena_button |
Google+ | google_plus_one |
facebook_like | |
Evernote | evernote |
LINE | line |
はてなブックマークの設定
一昔前に比べて、一般の人があまり使っていなく影響力が弱まったと感じているはてなですが、いまだにはてブの数が多い=バズる傾向にはあると思います。Hatenaタブをクリックし、デザインを選択します。「simple」がボタンだけの表示でスッキリしてていいと思います。
Twitterの設定
Twitterは、今や欠かすことのできないSNSになっています。Twitter発信でバイラルが起きることもしばしばなので、必ず表示させましょう。Twitterタブをクリックし、各種項目を設定していきます。
設定項目 | 説明 |
Via | ツイートに「@自分のアカウントから」を追加 |
Related | ツイート後にフォローを促す画面が表示される |
Hashtags | ハッシュタグ の設定 |
Dnt | カスタマイズされたツイッターからオプトアウト |
Language | 言語の設定 |
Size | シェアボタンのサイズ |
僕の場合は、以下のように設定しました。
- Via、Related:自分のアカウント
- Hashtags:athomegeek(エゴサーチのため)
- Dnt:No
- Language:Japanese – 日本語
- SIze:noamal
Google+の設定
結局あまり浸透しなかったGoogle+ですが、一部の人にはまだ根強い人気がありますので表示させましょう。いろいろ試した結果、以下の設定が1番よかったです。
- Button size:medium
- Language:Japanese
- Annotation:bubble
- Inline size:250
Facebookの設定
こちらも欠かすことのできないSNSです。ふたつのタブから設定していくのですが、FBタブはデフォルトで問題ないので、FB Likeタブの設定をしていきましょう。こちらも以下の設定が1番よかったです。
- Layout:button_count
- Action:like
- Share:Yes
- Width:100
Evernoteの設定
僕は、なんでもEvernoteにつっこみがちなのですが、そういう人も中にはいるはずなので、こちらも表示しておきましょう。「article-clipper」を選択しましょう
LINEの設定
今や連絡はLINEで取っている方が大半だと思いますので、表示しておくべきだと思います。設定は、デフォルトのままで大丈夫です。
Pocketの設定
あとで読むサービスの中では、利用している人も多いのでこちらも表示しておきましょう。「horizontal」を選択しましょう。ちなみに僕は、ヘビーユザーです。
Stylesについて
CSSを指定することで自分好みにデザインをカスタマイズすることができます。デフォルトのままでまったく問題ありませんので、そのままでいいと思います。必要があれば、ここにコードを追記していきましょう。
Donateについて
ここも設定する項目というよりかは、寄付のページです。もし、このプロジェクトをサポートするならAmazonかBitcoin経由で寄付してくださいとのことですので、興味があれば、リンクよりサポートしましょう。
これで設定が完了しました。こんな感じに表示されます。
さいごに
記事を書いたらせっかくならたくさんの人に見てもらいたいはず。そして、SNSでシェアしてバズらせるならシェアボタンは必ず表示するべきです。
日本語対応はしていないものの、はてなやLINEなどのサービスも設定できるのは大きなポイントです。設定も簡単ですしね。
「WP Social Bookmarking Light」をインストールして、記事をたくさんの人に読んでもらいましょう!
ではまた!
[kanren]