スマホで撮影した動画をMacやWindowsに送るときはiPhoneとMac間ならAirDropで、WindowsならAndroidも含めてUSB接続するだけで簡単に転送が可能なのですが、AndroidとMacの組み合わせならどうでしょうか。
実は特別なアプリなどは必要なく、Bluetoothでそれぞれを接続するだけで簡単に動画を送ることができます。もちろん通信料もかかりません。
AndroidからMacに動画を送る準備
Androidから動画を送るにあたり、Mac側の設定でBluetooth共有を有効にし、両者をペアリングしておかないといけません。
下準備として必要なのは、この2つのみです。
- MacでBluetooth共有を有効に
- MacとAndroidをペアリング
MacでBluetooth共有を有効にする方法
まずは、Macのシステム環境設定の中にある「共有」を開きます。
左側にある「Bluetooth共有」をオンにします。チェックを入れるだけなので簡単ですね!
「Bluetooth共有」がオンと表示され、丸いアイコンが緑色に点灯したらMac側の設定は終了です。
MacとAndroidをペアリングする
次に、MacとAndroidをペアリングします。先ほどと同じくシステム環境設定の「Bluetooth」を開きます。
一覧からAndroidを探してペアリングします(今回は、1vRv0750という端末名のスマホとペアリング)
ちなみに、端末名はスマホにより若干異なりますが、設定アプリの中にあるBluetoothページで確認することができます。

Pixel 2の場合

Pocophone F1の場合
ペアリングが開始されると、このような画面がMac側で表示されます。
同じタイミングでスマホにも同じコードが表示されるので、「ペア設定する」をタップします。
ペアリングが完了すると、システム環境設定のBluetooth内のデバイス一覧に表示されました。これで、AndroidからMacに動画を送る準備は完了です。
Androidから動画を送る手順
準備が完了したので、いよいよAndroidから動画ファイルをMacに転送していきたいと思います。
転送する動画を表示し、共有アイコンをタップします(今回は、Googleフォトを使用)
共有先の中から「Bluetooth」を選択します。
送り先を選択する画面に移動し、先ほどペアリングしたMacの端末名(今回は、”athomegeek”)を選択します。
Bluetooth共有がはじまりました。通知エリアで進捗が確認できるので分かりやすくていいですね。
転送が完了すれば、デフォルトであればMacのダウンロードフォルダに動画が保存されます。
まとめ
AndroidスマホからMacに動画を送る場合は特に用意するものが何もないBluetoothがかんたんでおすすめです。
ただし、参考までに今回送信した動画は27.7MBで転送が終わるまでにかかった時間は、14分でした。
ひとつ、ふたつの動画の転送であればBluetooth共有で事足りますが、複数の動画を送付する場合やすぐに動画編集をしないといけないときなどは、メールやアプリを利用するなどうまく使い分けるのがいいですね。
それではまた!