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貧困のリアルをありのままに映し出すドキュメンタリー「1日1ドルで生活」

この前とても考えさせられるドキュメンタリーをNetflixで見ました。

最近の僕の口ぐせは「金がない」です。このコトバを使うのはとてもイヤで言うたびにイヤな思いをしていました。この頃は自分は本当に金がない、だからこのコトバを使っていいんだと思ってました。

でもあるドキュメンタリーを見て考え方が一新したというかもっと重要なことに気付けたというか。ぜひ浪費ばっかりしてして自分を着飾って生きている人たちに見てもらいたい。

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「1日1ドルで生活」するというある村での日常

僕が見たのは2013年に公開された「1日1ドルで生活(Living on One Dollar)」

アメリカの大学生4人がグアテマラで1日1ドルで56日間生活するというドキュメンタリー。

国際開発を大学で学んだがテキストブックだけでは知りえないことがたくさんある。それを知るためにグアテマラで現地の人と同じ1日1ドルの生活を体験します。冒頭でこの生活は全く想像つかないと言っていますがまさにその通りになります。ちなみに世界中で11億人以上の人たちが1日を1ドル以下で生活しているそうです。

実はあまり期待していなかった。

というか広く浅く体験して、「はい終わり」ってなると思ってたけど。現地の生活を再現して体感しているところがかなりリアルで引き込まれるものがあった。極貧すぎて言い合いになったりケンカするとことか期待していた自分が情けない。

この作品はNetflixで配信されています。また公式ウェブサイトよりレンタルもしくは購入もできます。
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$9.99から購入できるのですがそのうちの$1をチノとロゼの学費に充てるそうです。購入金額を上げることによってより多くの金額を二人に寄付することができます。

興味がある方はこちらからアクセスを。
Buy Living on One Dollar on VHX

過酷な住環境だけど住民にはそれが普通で逃れることができない(ネタバレ注意)

ここからネタバレ満載でございますので。

このドキュメンタリーの舞台になったのはグアテマラシティーからバスで6時間走った人口300人の小さな村、ペニャブランカ。

初日、火を起こしにトライしますがなかなかつかずもうすでに過酷な挑戦が始まっているように感じました。ノミに咬まれたり、水を汲みに行きますがボトルの底にチリが溜っていたりと先進国で生きている僕らには想像もつかなかった住環境。

貧困の現実をよりリアルに感じるために、このプロジェクトに対して以下のルールを決めています。

収入を不確実にした

ほとんどの住民が日雇いや農夫の非正規雇用で収入を得ていて時期や金額が不明確なためそれを模倣することに。全予算$224($1×56日間×4人)を$0から$9に分割し、毎朝それを引いて出た番号をその日の収入とした。

仕事を始めた

貧困者向けの小額ローン「グラミーン」で自らお金を借りて仕事を始めるということをしてそれが本当に有益かどうか身をもって体感するため。ラディシュ栽培の土地借用代と家賃の支払を合わせて$125の融資を受けた。ちなみに返済は15日ごとの$6.25。

またこの小額ローンは銀行よりカンタンに借り入れすることができ現地の人たちにとっての希望となり新規事業を起こしたり災害などの修繕費に当てているという。

食事も大変でのちに脂肪分を摂取するためにラードが重要だということを現地の人から教えてもらいますがそれまでは米と黒豆を食べて生活していました。成人男性が1日に必要な摂取カロリーにまったく満たない500キロカロリー程度の食事。

途中メンバーの一人、ザックが疲労で倒れたり、その他のメンバーも立ち上がるたびに立ちくらみをするようになってしまいます。またクリスも病気になり寄生虫と大腸菌に同時に感染。病院に行ったけど薬のお金が払えなくて持ってきた薬で代用したりとリアルな生活が見て取れます。

「より良い生活のためだけではなく生存するために戦っている」

また教育の問題についても話されていて、勉強したくてもお金がなく教科書代が払えなかったり家族を養うために仕事を優先せざる終えない人たちがたくさんいました。

例えば、チノは畑で仕事をして家族を支えています。

学習意欲があり最終的には英語でのカンタンなあいさつまで出来るようになっていた。将来何になりたいかと尋ねると「農夫になりたい」といっていたが何にでもなれるのならサッカー選手になりたいという。もう自分の運命を受け入れているんだろうというザックのコトバがとても印象的でした。

またロザも同じく看護師になるために勉強したかったが家族を養うために畑で働かないといけなかった。学費を貯めるために「グラミーン」でお金を借りて織物のビジネスを始めた。その収入を学費に充てている。

また唯一村のなかで定職を持っているアンソニーが最後に語った言葉が印象的でした。

「忘れないでほしい。ペニャブランカのことを。より良い生活のためだけではなく生存するために戦っていることを。」

映画「Living on One Dollar」より

「What can I do to help?」僕たちができることは?

僕はたまたま日本という世界的に恵まれたところで生まれ、生きていくには何不自由ない環境で育ってきました。ご飯も食べれる、住環境も整っている、それだけで恵まれているんだという意識を持って生活することが重要だと思いました。

そして僕に何ができるのか考えてみましたがありきたりだけど募金やボランティアなどの支援をする、こういうことが世界のどこかで起こっているということを発信することしかできないなと思いました。

「貧困の人々よりそうでない人のほうが多い。全体が無理でも誰か一人でも助けられたら世界を変えられる。」

映画「Living on One Dollar」より

これはクリスが最後に語ったコトバです。

少しでも何かできることがあるんじゃないかと思い、まずはこのドキュメンタリーを多くの人に見てもらいたいと思い記事にしました。

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